秦野市在住漫画家が推す、「はだの丹沢クライミングパーク」

2024年9月4日水曜日

t f B! P L

紹介してくれた方

漫画家
鬼頭莫宏(きとうもとひろ)様

 今回は、漫画家の鬼頭莫宏先生に、秦野戸川公園内にあるボルダリング施設「はだの丹沢クライミングパーク」のお勧めポイントや利用方法をご紹介いただきました。

活動内容

ボルダリングやはだの丹沢クライミングパークとの関わり

 ボルダリングをもともと趣味で行っており、その経験を活かして、ボルダリングを題材にした漫画「のボルダ」を描いています(ウェブコミック「くらげバンチ」掲載、2024年2月完結済。全4巻)。
 はだの丹沢クライミングパークは、施設が出来る前から話を聞いて利用できることを楽しみにしていました。オープンした2日後に利用して以降、現在も定期的に利用しています。その他仕事でも関わっており、秦野市の依頼を通して施設へイラスト寄贈やグッズのデザイン提供などを行っています。

ボルダリングにはまったきっかけ

ボルダリング歴は56年になります。始めたきっかけは、子どもを遊戯施設に連れて行ったときにボルダーウォールを見かけて、やってみたいと思ったことです。当時手を痛めていて、そのリハビリを兼ねて始めましたが、次第にリハビリ関係なくやるようになり、最盛期には民間のジムに週23回通っていました。
 ボルダリングは常に自分が出来ない課題に挑戦し続けるスポーツなので、プレイ中は、手が届きそうで届かない、チーズを目の前にしたネズミのような気持ちになります。しかし課題に対して、自分なりに姿勢や身体の使い方を工夫してアジャストしていくことで、次第に出来ないものが出来るようになっていく、その達成感にはまりました。
また、基本個人スポーツであり、自分のレベルにあった課題に自分のペースで取り組めるところも自分に合っていたのかもしれません。
課題に挑戦中

~ボルダリングとは~

 ボルダリングとは、壁面のホールド(壁に取り付ける、手や足をかけるための突起物)を組み合わせて作られた「課題」を登りゴールを目指すスポーツです。
 施設では8級から二段まで様々な難易度の課題が用意されており、クライマーは各々のレベルにあった課題にチャレンジ出来ます。

推し体験・推しスポット

はだの丹沢クライミングパークのボルダリング施設の特徴

ボルダリング場としては、他の施設と比べるとホールドが大きめに感じます。ホールドが大きいと足の踏み位置に余裕が出来、クライマーが身長差関係なくその人なりの動きで課題に挑めるため、万人が楽しめるバランスの良い作りだと思います。
また、立地条件としてはやはり、秦野戸川公園の中にあるところが大きな特徴だと思います。夜間に利用した帰り時などは、風の吊り橋がライトアップされていたり、秦野市街の夜景が見えたりして、他施設よりイベント感を楽しめます。施設の敷地が広いのも、公園内という立地ならではの特徴です。施設と施設前の広場を活用し、広々とした空間で大会を開催するのは、街中のジムには出来ないことで、良いなと思いました。
その他、ボルダリング以外にもリードクライミングもやるので、隣接施設である山岳スポーツセンターも利用して楽しんでいます。

施設は秦野戸川公園内に立地

秦野戸川公園の夜景(風の吊り橋)
施設前広場を活用して大会を実施
隣接の山岳スポーツセンターではリードクライミング、
スピードクライミングを楽しめる

おすすめの利用者、利用方法

全体的に料金が安めなので、ボルダリングが初めての人も気軽に利用しやすい施設だと思います。前述の通り、施設内外が広々していて、広場に面した壁(施設前面)のシャッターを開放した際などは、開放感に溢れて気持ち良いです。
また、特に子ども料金は安いので子ども連れの方はぜひ利用してはどうでしょうか。ボルダリングは同じ課題を共有して楽しめるスポーツなので、親子で一緒に楽しめます。思春期の子どもと遊ぶこともできお勧めです。
解放感溢れる施設内
親子で楽しめるスポーツ
【参考】施設利用料金一覧(2024.9月時点)
区分 1時間 2時間 3時間 1日
小学生・中学生 200円 400円 600円 700円
高校生・大学生 300円 600円 900円 1,000円
一般 500円 1,000円 1,500円 1,600円

※未就学児は無料です。土・日・祝日の利用は2時間までとなります。

ギャラリーの設置

施設内の壁面には鬼頭莫宏先生のギャラリーを設置しています。直筆サイン色紙、イラストなどを掲示しているのでボルダリングがてらぜひご覧下さい!
また、ボルダリング経験者も未経験者も楽しめる、ボルダリングの魅力が詰まった漫画「のボルダ」は、下記URLからご確認いただけます。第1、2話は無料で試し読みが可能なので、ぜひチェックしてみて下さい(2024.9月時点)

ブログ内検索

運用ポリシー

自分の写真
このアカウントは公益財団法人神奈川県公園協会が運用しています。情報等の発信を目的としているため、コメント欄の利用はできません。 お問い合せは、公式ホームページhttp://www.kanagawa-park.or.jp/form.htmlの「お問い合せ」をご利用ください。

過去の記事

QooQ