紹介してくれた方
特定非営利活動法人かながわ県土サポート21 理事長 山田 邦久 様
特定非営利活動法人かながわ県土サポート21について
特定非営利活動法人かながわ県土サポート21は2021年7月に発足した、神奈川県の土木技術者OBで構成されているNPO法人です。
私たちは、建設事業関係者が後世に誇りをもって残せる建設技術を継承するため、関係団体や技術者への支援事業を行ったり、行政・大学・研究所・業界から協力を得て、我が国の優れた建設技術の保全と発展を図るお手伝いと、災害防止の観点から建設事業の大切さを周知する事業を行い、県民の生命や財産を守ることに寄与することを目的として活動しています。
(詳しくはhttps://kanagawa-kenndo-support-21.jimdofree.com/をご覧ください。)
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公園との関わり
私たちは発足後の翌年、2022年から、相模三川公園のパークセンターにおいて、河川敷にある公園という特性を活かし、公園を訪れる人や地域の人たち(特に子どもたち)に河川環境や防災について楽しく学んでいただくため、公園のスタッフと一緒に年1回程度パネル展示を中心とした企画展を行っています。
また、春と秋の「せせらぎまつり」では手作りキーホルダーのワークショップを実施するとともに、テントの中で、川のことや防災について学べるパネル展示を行っています。
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推しスポット
私たちが紹介する推しスポットはパークセンター内の展示コーナーです。
常設展示
パークセンターの床には、神奈川県のほぼ全体が写された航空写真が展示されていて、相模川の上流から下流の海までを確認できます。遥か遠くにある富士山の山頂から山中湖、大月、相模湖を経て相模三川公園を通って湘南海岸への流れを確認している親子を多く見かけます。
また、相模川の上流から下流を描いた幅3mほどの「相模川絵図」も展示されています。こちらは、マンガタッチで地域の様子や生き物、観光名所など細かく描かれており、とても見応えがあります。フロアにある航空地図と見比べてみるのも楽しいかもしれません。
企画展示
この展示コーナーで、2022年から定期的に企画展を実施しています。最初の年(2022年)は、「かながわの母なる川・相模川」について興味を持ってもらい、地域の環境・防災知識を高めてもらうことを目的とした、相模川の概要や治水、利水、環境等を説明するパネル展示を行いました。
昨年(2023年)は、首都圏に大災害をもたらし、現在の防災対策の始まりとなっている関東大震災(1923年)から100年の節目にあたることから、地域の人たち(特に子どもたち)に防災の大切さを知っていただくため、防災・特に洪水対策についてのパネル展を行いました。
今年(2024年)は、8月25日まで「河川の利用」をテーマに城山ダムや相模大堤など利水(河川の利用)についてのパネルを展示中です。是非、暑い夏、パークセンターで涼みながら、展示を楽しんでください。
また、パークセンター内には河川に関する書籍コーナーも設置しています。興味のある方はぜひご覧ください。
推し体験
相模三川公園では、展示だけでなく、川や防災について楽しく学べる体験イベントも実施していますので、こちらもご紹介します。
相模川の洪水対策やあれこれを学ぶお楽しみつき「相模川ウォーキング」
こちらは、昨年(2023年)の企画展期間中に実施したイベントです。私たち、かながわ県土サポート21のスタッフが、パークセンターで展示されている洪水対策などのパネルを使って解説したあと、園内にある相模川低水護岸(低水位時の河川から浸食を防ぐ護岸)上の遊歩道を歩き、洪水を防ぐ堤防の高さや大きさのほか、2019年の洪水でグランドが浸水したときの高さについて現地で体感していただきました。
川を眺め、川について学ぶ相模川ウォーキングの様子 |
今年(2024年)は、神奈川県公園協会50周年事業として、私たちかながわ県土サポート21も協力し、相模川流域見学会を7月25日(木)に実施する予定です。「相模川流域見学会」にご興味のある方はパークセンターにお問い合わせください。
(お問合せ先:046-236-6007)
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